管理業務主任者VS司法書士

管理業務主任者試験の平均合格率は約20%です。
この数字が高いのか低いのかを知るために、このページでは、司法書士試験の合格率と比較してみます。また、司法書士試験の基本情報も併せて掲載していますので、ダブルライセンスを目指す際の参考にしてもらえればと思います。

  管理業務主任者 司法書士
受験者数 合格者数 合格率 受験者数 合格者数 合格率
H20年度 20215 4113 20.3% 27102 931 3.4%
H21年度 21113 4329 20.5% 26774 921 3.4%
H22年度 20620 4135 20.1% 26958 948 3.5%
H23年度 20625 4278 20.7% 25696 879 3.4%
H24年度 19460 3811 19.6% 24048 838 3.5%

管理業務主任者試験の平均合格率が約20%であるのに対して、司法書士試験の平均合格率は約3.5%。また合格者数に関しても、管理業務主任者試験の約4千人に対して、司法書士試験は約900人となっており、司法書士資格に比べて、管理業務主任者資格の方が取得しやすいと、まずは言うことができます。

これまで、管理業務主任者の比較対象として、宅建、マンション管理士、土地家屋調査士、不動産鑑定士を取り上げてきましたが、ここに司法書士が加わることに違和感を感じている人もいるかと思います。しかし、司法書士というのは不動産と密接な関係にある資格で、事実、ダブルライセンスとして司法書士資格を取得している人も少なくありません。

司法書士というのは、裁判所・検察庁・法務局などに提出する書類の作成や代理を業とする資格ですが、そのなかで「不動産登記」も重要な業務のひとつとなっています。
一口に「不動産登記」と言っても、その内容は多岐にわたり、たとえば不動産売買、不動産相続、担保権設定、不動産信託など、これらすべてに司法書士は関わることができます。

弁護士や行政書士などと同じく法律関係の国家資格でありながら、不動産分野にも大きな強みを持つ司法書士ですが、資格を取得するためには、最初に示した合格率からもわかる通り、超難関試験を突破しなければなりません。

前のページで紹介した不動産鑑定士と同様に、管理業務主任者とのダブルライセンスを目指すうえでは、相当の覚悟と努力が求められます。

<司法書士試験の基本情報>

受験資格 なし
試験日 【筆記】7月の第1または第2日曜日
【口述】10月中旬(筆記試験合格者のみ)
試験科目 【筆記】不動産登記法、商業登記法、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、供託法、司法書士法、不動産登記法書式、商業登記法書式
【口述】不動産登記法、商業登記法、司法書士法、司法書士の業務を行うに必要な一般常識

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