独学をおすすめできない理由

管理業務主任者試験の合格率は約20%。受験者のうち5人に1人の割合で合格できる計算になります。
そして、これまでのページで見てきた通り、この20%という数字は他の不動産関係資格の合格率と比べて高い数字となっています。つまり管理業務主任者資格は、試験の合格率を見ても、また他資格との比較においても、取得しやすい資格だと言うことができます。

こうしたデータの影響もあるのでしょう、管理業務主任者試験に独学で挑戦する受験生は決して少なくありません。しかも、インターネットで検索してみると、「独学で合格できました!」といった声もあちこちに見つけることができます。

結論から言えば、管理業務主任者試験は独学でも十分に合格することができます。
しかし、より確実に合格を目指すのなら、独学という勉強法を選ぶことは正直おすすめできません。

その理由は、管理業務主任者試験の性質にあります。
本サイトでも、管理業務主任者は不動産関係の資格であると位置づけて、これまで話を進めてきました。もちろん、試験では不動産に関する専門的な知識も問われるわけですが、そのベースとなっているのは法律知識です。法律という土台をきちんとマスターしないことには、その上に不動産に関する知識を積み上げていくことはできません。

実は、この「法律」というのがクセモノで、独特の言い回しで書かれているため、市販のテキストをただ読んだだけでは、内容を正しく理解することが難しい、たとえ理解できたとしても、そのためには多くの時間を割かなければならない。こうした効率性の悪さこそが、管理業務主任者試験の独学をおすすめできない最大の理由です。

そもそも、資格試験に独学で挑戦するメリットとは何でしょうか?
第一に挙がるのは「費用が安いこと」だと思います。確かに、通学講座なら10万円前後、通信講座でも5万円前後の費用がかかるなかにあって、独学ならばテキスト代程度の出費で抑えることができます。

しかしさきほども述べた通り、独学の場合、通学・通信講座を受講するのに比べて、より多くの学習時間を割かなければなりません。時には2倍以上の学習期間を要することもあるでしょう。
費用と期間のバランスを考えれば、独学は決してリーズナブルな勉強法でないことがおわかりいただけるかと思います。


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